鎌倉版 掲載号:2017年5月12日号 エリアトップへ

50周年を迎えた大船壮年会の会長を務める 川嶋 恒男さん 大船在住 68歳

掲載号:2017年5月12日号

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大船を次世代につなぎたい

 ○…「大船のまちをよくし、歴史を後世につないでいきたい」と、祭囃子の伝承や歴史散歩の開催などを行っている「大船壮年会」がこのほど50周年を迎えた。同団体10代目の会長として「先輩たちから受け継いできたバトンを次の世代に渡せるように努めていきたい」と朗らかに語る。

 ○…曽祖父の代から住んでいる、根っからの大船っ子。幼いころは「台所の窓から駅の灯かりが見えた」ほど、自宅の周辺は田んぼと畑だらけだったという。子どもたちの遊び場は、もっぱら田畑や山の中。生き物採集に熱中した少年時代を振り返り、「捕まえたザリガニやカエルを焼いて食べることも。案外、美味しいものなんです」といたずらっぽく笑う。

 ○…高校卒業後、自動車販売の会社に就職すると転勤で熊本や石川、静岡などさまざまな土地で暮らした。「どこも新鮮で楽しく過ごしていたけれど、帰る場所はやっぱり大船だと感じていた」。各地を転々としながらも、地元では消防団に籍を置いていた。38歳で団員の定年を迎えると「父親も会員だったから」と壮年会に入会。定年退職したのを機に、積極的に同会の活動に参加するようになったという。「疎遠になっていた小学校の同級生と再会するなど、仲間と一緒にいられることがとにかく楽くて」と、地域の行事で汗を流している。「子どもたちの笑顔が何よりうれしい。自分と同じように、若い世代にも大船を『帰りたい故郷』と思ってもらえたら」と目尻にしわを寄せる。

 ○…3人の娘たちは独立し、現在は妻と2人暮らし。3年前に同団体の会長になってからは忙しい日々を送る。「女性は地域でのコミュニケーションをとるのが上手いけれど、男性はなかなか輪に入るのが難しいのが現状。自分みたいな仕事第一でやってきた人間にこそ、壮年会は大切な居場所。多くの人に頼ってもらえることが、やりがいですね」と満面の笑みを浮かべた。

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