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鎌倉のアジサイ被災地の癒しに 社協の取り組み5年で区切り

社会

掲載号:2017年6月30日号

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大雄寺で花を咲かせる鎌倉のアジサイ
大雄寺で花を咲かせる鎌倉のアジサイ

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町に、鎌倉のアジサイが植栽され地域住民の癒しの場となっている。

 これは鎌倉市社会福祉協議会による支援活動の一つ。5年目を迎えたことから、このほど現地で「完了式」が行われた。

市内寺社が協力

 鎌倉のアジサイが植えられているのは、宮城県南三陸町の大雄寺。同寺の門前には震災前、樹齢300年を超える杉並木があったが、その多くが津波により流されてしまったという。

 こうした事実を知った市社協の関係者が2013年、「アジサイを植えて新たな景観と地域のにぎわいの場に」とスタートさせたのが「鎌倉アジサイの苑プロジェクト」だ。

 市社協が市内の寺社に協力を呼びかけたところ、長谷寺や成就院、建長寺、東慶寺、浄智寺といった市内のアジサイの名所が次々とアジサイの株の提供を申し出たほか、地元の幼稚園や中学校などにも広がっていった。

 こうして集まったアジサイは同年4月、南三陸町を訪れた市民ボランティアの手によって植えられ、以後毎年のようにボランティアが現地を訪れてきた。

 これまでに参加したボランティアはのべ140人、植栽されたアジサイは約4600株に上るという。

現地で完了式

 今年も6月2日から4日の日程でボランティアら20人が南三陸町を訪問。同3日にアジサイの植栽や雑草の除去が行われた。

 プロジェクトは5年目を迎えたことから、今年で区切りとなる。同4日には市社協関係者やボランティア、佐藤仁南三陸町長、同寺住職の小島孝尋住職らが出席するなか、「完了式」が行われた。

 小島住職は「鎌倉の皆さんがアジサイを植えて下さったおかげで、境内が明るくなった。地域の人も楽しみにしている」とあいさつ。同社協の担当者は「鎌倉市民の思いが、地元の皆さんに受け入れられたことがうれしい」と話していた。

今年度の植栽活動の様子
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