インターネットが普及し、ボタンひとつで様々な商品が自宅に届くようになった今、社会問題となっている「再配達」の増加。人材不足とされている宅配業界に重い負担がのしかかる一方、利用者にとっても「指定した時間に家を空けられない」といった不便な状況が続いている。
そんな社会のミスマッチを解消しようと、湘南モノレール株式会社(尾渡英生社長)が、オープン型宅配便ロッカー「プドーステーション」を西鎌倉駅改札外に設置し、先月末から運用を開始した。
これは、ネットでの購入時や再配達を依頼する際、自宅の代わりに宅配ボックスとして利用できるもの。24時間いつでも指定できるのが特徴で、利用料はかからない。
同社の駅敷地内に宅配ボックスが設置されるのは今回が初めて。対象はヤマト運輸の個人会員(クロネコメンバーズ)で、今後、利用できる宅配会社を追加していくという。
同社は「再配達による社会的な損失軽減はもちろん、駅利用者や沿線住民の皆さんの利便性向上につながれば」と話している。
利用方法は【URL】http://www.packcity.co.jp/で確認を。問い合わせは【電話】0467・45・3181同社へ。
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