神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2017年10月20日 エリアトップへ

「馬のいる街」目指しイベント 22日に山崎浄化センターで

社会

公開:2017年10月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
過去のイベントの様子
過去のイベントの様子

 流鏑馬の演武や乗馬体験を通じて、武家文化や馬に親しんでもらおうというイベントが10月22日(日)、山崎浄化センター敷地内で開催される。主催する市民団体は、鎌倉を「馬のいる街」にすることで、伝統文化の継承や世代間交流、教育に生かすことを目指している。

 「『やぶさめ』をみよう!」と題したこのイベント。当日は、午後1時30分から流鏑馬の演武が行われた後、曳馬での乗馬体験(1回500円)が行われる。4時頃終了予定で小雨決行。

 主催する「鎌倉馬のいる街プロジェクト」(北條隆男代表)は、2年前に発足した市民団体。その名の通り、市内で休遊地などを借り受けて馬を飼育し、乗馬体験などのイベントを開催したり流鏑馬に参加することを目指している。

 獣医師の資格を持つ代表の北條さんは「流鏑馬は武家文化を代表する行事の一つだが、鎌倉で馬は飼育されていないので、他の場所から呼ぶことになる。地域で馬を飼育することで貴重な伝統文化を受け継ぐとともに、もっと市民に馬を身近に感じてもらいたいと思った」と狙いを話す。

 昨年6月には流鏑馬の実施団体である小笠原流の協力を得て、市内常盤の北条氏常盤亭跡で曳馬や歩射行事を実施。以後、同年11月、今年5月にも同様のイベントを開催してきた。

 馬の飼育を実現するには、場所やスタッフの確保、馬の調達などまだまだハードルは多いが、北條さんは「馬は比較的飼育がしやすいうえに感情表現が豊かでコミュニケーションをとることができるため、命を身近に感じることが癒しにつながる。学校などに貸し出すことで、動物を介在した教育や世代間の交流促進にも活用できる。馬に乗って市内を巡るツアーの開催など、観光面でも地域に貢献したい」と話している。

 問い合わせは北條さん【携帯電話】090・4523・1276、または【メール】hojosw20@gmail.comへ。

鎌倉版のトップニュース最新6

閉院一転、産後ケア継続へ

閉院一転、産後ケア継続へ

旧バースクリニック

3月22日

新庁舎設計費含み可決

24年度予算案

新庁舎設計費含み可決

位置条例案は否決のまま

3月22日

高校生ミュージカル上演

小泉さん浅川さん

高校生ミュージカル上演

30日、オリジナル脚本で

3月15日

車いすでも「パリに行く」

城廻・前田詩生さん(9歳)

車いすでも「パリに行く」

自作品販売、五輪渡航費に

3月15日

能登半島地震の教訓を

能登半島地震の教訓を

被災地支援の市職員に聞く

3月8日

サイクル、アップサイクル

サイクル、アップサイクル

学生団体 店舗から資源回収

3月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook