鎌倉版 掲載号:2018年1月1日号
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プロジェクト【1】 「防災行政用無線」のデジタル化を見据えて

社会

鎌倉エフエムの須藤社長を招いての勉強会
鎌倉エフエムの須藤社長を招いての勉強会
 地震や台風などの防災情報を、市内150カ所に設けられたスピーカーを通じて発信している「防災行政用無線」。

 谷戸の多い鎌倉ではスピーカーからの情報が聞きづらい地域があるため、市は防災安全情報メールの配信、消防テレホンサービス、ケーブルテレビなどの補完手段を設けてきた。

 そうした対策の一つとして2012年12月から、AM・FMラジオが付いた「防災行政用無線戸別受信機」(防災ラジオ)1600台を、1台2千円で有償配布した(現在、配布は終了)。

 これは普段はラジオとして使用しながら、防災行政用無線が放送された際には瞬時に切り替わり、リアルタイムに災害情報が聞けるというもの。

 しかし市は現在、21年度までの予定で防災行政無線の「デジタル化」を進めている。実はこれが完了すると、アナログ電波で受信・起動する前述した従来の防災ラジオでは、防災行政用無線が聞けなくなってしまうなど補完対策にも影響が出てくるため、市では対応策を検討している。

 こうした事情を聞いた鎌倉大船ロータリークラブでは今年度、鎌倉市総合防災課や鎌倉エフエムの担当者を招いて勉強会を開催するなど、今後の動向に関する調査を進めている。

 日向会長は「防災ラジオは特に高齢者への情報提供に大きな役割を果たしてきたと聞いている。デジタル化後に多くの市民に防災情報を届けるために、我々として何ができるのか。行政と連携しながら検討していきたい」と話している。

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