命の意味問い続けて
鎌倉大船ロータリークラブは3月10日(土)、スマートサバイバープロジェクト代表の佐藤敏郎さんを招いて「第2回東日本復興支援講演会─震災から7年、今必要な支援は何か?─」を開催する。
会場は鎌倉女子大学大船キャンパスで、時間は午後1時から3時まで。
講師の佐藤さんは宮城県石巻市に生まれ、大学を卒業後は国語教諭として同県内の中学校に勤務していた。2011年3月の東日本大震災後に行った、生徒たちの想いを五七五に込める俳句作りの授業は、新聞、テレビ、雑誌等でも大きく紹介された。
74人の児童が犠牲になった大川小学校で当時6年生だった次女を亡くし、13年末には遺族らと「小さな命の意味を考える会」を設立。現在は全国の学校、地方自治体、企業、団体で「命の意味」に関する講演活動を行っている。
同クラブでは「震災から7年が経過するなか、今必要な支援とは何か。皆さんと一緒に考えたいと思います。ぜひご来場ください」と呼びかけている。
被災地支援を継続
東日本大震災以降、被災地支援活動を継続的に行ってきた同クラブ。14年4月には創立50周年記念事業として、市内小袋谷の成福寺での「復興支援法要と式典・茶会」と、鎌倉女子大でのノンフィクションライター門田隆将さんを招いた講演会を開催した。
また15年以降は一般市民を対象とした映画上映会、朗読会を定期的に実施しており、これまでに公益財団法人東日本大震災復興支援財団に総額350万円以上を寄付した。16年9月には山崎浄化センターそばに啓蒙看板も設置している。
日向会長は「これからも被災地の皆さんの心に寄り添いながら、ニーズに合った支援を続けていきたい」と話している。
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