開館以来、鎌倉芸術館エントランスに掲げられている、世界最大の鎌倉彫作品「雲」。同館の改修と再開館に合わせて行われていた修復作業の完了を受け、1月13日に「魅惑の鎌倉講座シリーズVol・1鎌倉彫」と題した講演会が同館で開かれた。
当日は約80人が来場。鎌倉彫伝統工芸士会の小園博会長、奴田不二夫副会長、修復実行委員長の佐々木幸夫さんが登壇し、1993年の同館開館を記念して「雲」が制作された際のエピソードを披露した後、今回の修復について佐々木さんが解説した。
参加者から「職人同士がどのように協力したのか」と質問が出ると、奴田副会長は「このような大作なので、工房ごとの秘伝を公開することで技術の共有ができた」と答えていた。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|