鎌倉市内在住の早稲田大学卒業生らで組織する鎌倉稲門会(兵藤芳朗会長)は2月3日、同大の外国人留学生を招き、鎌倉を案内した。
これは昨年に続いて行われたもの。当日は中国、台湾、韓国、トルコ、モンゴル、オーストラリアなどの留学生13人が鎌倉を訪れ、同会会員の案内で源頼朝の墓や荏柄天神社を巡った。またこの日がちょうど節分だったことから、鎌倉宮では豆まきの様子を観覧した。
国際政治を勉強中という黄嘉偉さん(22・中国)は「お祭りが地域住民の交流の場にもなっていて、とても興味深い」と話し、温ビチャンさん(23・韓国)は「鎌倉には何度も来ているが、今日来たのは初めての場所ばかり。伝統行事に触れることができ、とてもいい経験になった」と笑顔を見せていた。
留学生たちはその後、同会の新年会にも参加し、卒業生たちと親睦を深めた。
同会の高橋健治さんは「鎌倉稲門会だからこそできる取り組みで、鎌倉の歴史や日本の文化を知る機会になればうれしい」と話していた。
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