神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2018年2月23日 エリアトップへ

「子供囲碁大会」が10年目 過去最多170人が熱戦

文化

公開:2018年2月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
真剣勝負が続いた
真剣勝負が続いた

 中学生から幼稚園児までを対象に行われている「鎌倉子供囲碁大会」がこのほど、10回の節目を迎えた。今大会には市内外から過去最多となる約170人が出場。囲碁の普及に力を尽くしてきた関係者は確かな手ごたえを感じている。

 今年の大会は2月18日、材木座の光明寺で開催された。参加者は段級位ごとにグループに分かれ、リーグ戦形式で対局。上級者向けのA〜Cリーグでは市長杯争奪戦が行われ、初級クラスのDリーグでも熱戦が繰り広げられた。

 実行委員長の近藤奎五さん=人物風土記で紹介=によれば、同大会がスタートするきっかけとなったのが、2004年に市内2つの囲碁教室の間で始まった交流試合。近藤さんは「近年、囲碁人口は200万人前後で将棋(約500万人)に大きく水をあけられている。若年層からの普及が不可欠だと感じていたが、市内では子どもだけの囲碁大会が無く、児童らは腕試しの場が無かった」と当時を振り返る。

 この交流試合を発展させるかたちで、09年には市の後援も取り付けて「鎌倉子供囲碁大会」が正式にスタートした。

 第1回の参加者は40人ほどだったが、囲碁を題材とした漫画「ヒカルの碁」のヒットなどをきっかけに、児童らの間で関心が高まっていたこともあり、出場者数は年々増加。今年は過去最高の約170人が参加するなど、着実な成果が上がっている。

 近藤さんは「10年も続けることができ感無量。多くの子どもたちが楽しみにしてくれているので、来年以降も開催したい。大会をきっかけに、囲碁を始める子どもたちが増えてくれたら」と話していた。

鎌倉版のトップニュース最新6

松岡選手、プロ転向目指す

松岡選手、プロ転向目指す

テニス 世界ジュニアで8勝

4月19日

「メイ アイ ヘルプ ユー?」

「メイ アイ ヘルプ ユー?」

鎌倉駅で観光案内、滞留抑制

4月19日

官民連携で孤独、孤立対策

「つながり」創出へ仕掛け

官民連携で孤独、孤立対策

プラットフォーム創設

4月12日

深沢高、最後の入学式

深沢高、最後の入学式

3年後に藤沢清流と統合

4月12日

「ケアラー支援条例」施行

鎌倉市

「ケアラー支援条例」施行

学校の相談員増や啓発も

4月5日

「鳩スタ」台に移転へ

「鳩スタ」台に移転へ

教習所跡 12月開業見込む

4月5日

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook