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鳥への愛情鮮やかに描く 発達障害の男性が初個展

文化

掲載号:2018年6月22日号

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自宅で飼う「ナナちゃん」を描いた作品
自宅で飼う「ナナちゃん」を描いた作品

 発達障害を抱え市内の作業所に通う男性の初となる個展が、鎌倉駅東口そばで25日(月)まで、開催されている。展示されているのは大好きな鳥を描いた作品ばかり。関係者は「鮮やかな色遣いのなかに温かみを感じられる。ぜひこの機会に見ていただけたら」と話す。

 「藤井真 絵画展 おきにいりの鳥たち」は、早見芸術学園(小町1の2の16・東急ストアとなり)のエントランスギャラリーで開かれている。会場にはパステルや水彩で描いたインコやオウム、フクロウなど、鳥を描いた作品32点が並ぶ。

 制作したのは、市内に住む藤井真さん(27)。発達障害のある藤井さんは、コミュニケーションの不安から中学校通学時に不登校となり、進学した高校でも教室に入れない日々が続いたという。

 そんな藤井さんが絵と出合ったのは、特定非営利活動法人「道」が運営し、障害のある人たちが絵画等の創作とそれを生かした製品の開発を行っている就労継続支援B型事業所「道工房」(小町)に通うようになった3年前。

 「ほとんど絵を描いたことはなかった」という藤井さんだが、自宅で飼うインコの「ナナちゃん」を描くようになると「瞳がキラキラしてフォルムも美しい」とその興味はやがて鳥全般へと広がり、多くの作品が生まれた。

 絵を描くことを通じて、藤井さん自身にも変化が現れるように。同法人が毎月1回、グッズ等を販売している「道の市」では、来場者の対応も行うなど、少しずつ積極性が出るようになり、今回の個展も実現したという。

 同工房の須田みどりさんは「表情の豊かさなど鳥への愛情が感じられ、ほっこりと温かな気持ちになるのが藤井さんの作品。この機会に多くの方に見てもらえたら」と話している。

 期間中の展示時間は午前10時から午後4時まで。会場では藤井さんの作品をモチーフとしたバッグやキーホルダー、ポストカード、クリアファイルなども販売している。

 詳細は同法人【電話】0467・23・8772へ。

藤井真さん
藤井真さん

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