地域の子ども向けにさまざまな体験講座を開いているNPO法人「子ども大学かまくら」は8月3日、御成小学校体育館で、「『ドローン』はすごい―操縦もしてみよう」をテーマにした講座を初めて実施した。
小学4〜6年の児童30人が参加。景観の記録や建物の空撮などへのドローンの活用に取り組むNPO「鎌倉ドローン協会」の青栁正紀代表理事らを講師に、動画やスライドを見ながら飛行原理や活用分野、操縦する上での心構えなどを学んだ。
その後、子どもたちは5人1組に分かれ、実際にドローン3機の操縦に挑戦。協会員の指導で、約10m先にあるポールまで飛行させたほか、旋回、離着陸のコツなどを教わった。参加した児童は「初めてで操作は難しかったけど、飛ばせて楽しかった」と笑顔で話していた。
青栁代表理事は「ドローンは災害現場などでの活用の場面も多い。講座を受けた子の中から、将来の技術者が出てくれたら嬉しい」と語った。
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