「認知症について認知症の人から学ぼう!鎌倉」と題したイベントが7月28日、鎌倉生涯学習センターホールで開催された。
認知症ケアに関わる介護施設のスタッフや医師らが企画したもので、トークセッションでは認知症と診断された本人らが登壇。診断を受けたときの心境や、その後の勤務状況、私生活の変化などの体験談を紹介し、200人以上の来場者が真剣に聞き入った。
9年前にアルツハイマー型認知症と診断された近藤英男さん(65)は、今泉台でデイサービス施設を運営する稲田秀樹さん(57)と昨年結成したギターユニット「ヒデ2」としても登場。『あの素晴らしい愛をもう一度』などを披露し、会場は大きな拍手に包まれた。
近藤さんは「認知症は怖くありません。診断を受けたとしても、やりたいことを前向きに楽しんでください」と呼びかけ、稲田さんは「今後、こうした企画をほかの地域でも開きたい」と意欲を示した。
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