鎌倉三日会(渋谷哲男会長)は8月24日、「大倉幕府」の実態解明に向けた提言を松尾崇市長に手渡した。
1951年に発足し、御谷騒動に端を発する古都保存法制定にも寄与するなど、市政の充実や市民生活の向上を目的とする様々な提言を行ってきた同会。2年前、博物館などのコア施設と市内各地の実物現場からなるエコ・ミュージアム構想を提言した際に、重要な要素と位置付けた大倉幕府跡地でマンション建設が予定されていることから「武家政権誕生地の確定のために公民協働・全国連携による組織(タスクフォース)を作り、調査活動などを慎重に行うべき」と提言した。
渋谷会長は「取返しのつかない事態になる前に市長が音頭をとり、解明への道筋をつけてほしい」としたのに対し、松尾市長は「調査については引き続き慎重に進め、文化財の担当部局とうまく連携していく」とした。
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