鎌倉版 掲載号:2018年12月7日号 エリアトップへ

(仮称)おなり子どもの家 完成2年遅れの21年に 土台の腐朽受け追加工事

政治

掲載号:2018年12月7日号

  • LINE
  • hatena
腐朽が進んだ土台部分(7月撮影)
腐朽が進んだ土台部分(7月撮影)

 耐震改修を施した上で学童保育施設としての利用を目指している旧町立図書館の建物について鎌倉市は、12月5日に開会した市議会12月定例会に、実施設計を修正するための費用約1070万円を盛り込んだ補正予算案を提出した。学童保育施設は当初、来年4月のオープンを予定していたが、土台などに想定以上の腐朽が見つかり工事がストップしたままになっている。追加工事が完成し、利用が始まるのは早くとも2021年7月で、もともとの計画から2年以上遅れる見通しだ。

6月に工事中止

 旧町立図書館は1936年、篤志家・間島弟彦の資金提供により建設された。74年に現在の中央図書館が完成した後は、教育センターの事務局などが置かれてきたが、耐震性能不足などから2014年にいったんは解体が決定した。

 しかし市民団体から保存を望む意見が寄せられたことや「構造的に安定している」とする専門家の診断をもとに、保存して学童保育施設「(仮称)おなり子どもの家」として活用することが決まった。今年3月には、耐震改修とプレイルームを増設するための工事に着手した。

 しかし工事が始まると、事前の診断では確認できなかった土台部分の木材などに想定以上に腐朽があることが判明。6月12日に工事を中止していた。

費用約1.5倍に

 市はその後も現状の部材などを活用する方針を軸に手法等の検討を進めてきた。その結果、設計を修正するための費用1070万3千円を盛り込んだ補正予算案を、12月5日に開会した市議会12月定例会に提出した。

 またそれに伴って、市役所第4分庁舎を「(仮称)おなり子どもの家」の代替施設として利用するためにレイアウトの変更等が必要として、そのための費用1164万3千円も追加補正した。

 市こども支援課は「補正予算が議会で承認されれば事業者の選定に入り、来年2月頃には契約したい」とする。作業期間は約7カ月を見込む。

 設計の修正と追加工事が順調に進んでも、子どもの家としての利用開始は21年7月となる。当初の予定から2年以上遅れることになるほか、費用も約2億5千万円から約3億7千万円にまで膨らむ見通しという。

鎌倉版のトップニュース最新6

台風被害の鎌倉応援

写真家原田寛さん

台風被害の鎌倉応援 文化

22日からチャリティ展

11月15日号

常設の「冒険遊び場」開設

常設の「冒険遊び場」開設 教育

旧梶原こども会館を利用

11月15日号

「危険バス停」で対策実施へ

「危険バス停」で対策実施へ 社会

地域と調整重ねる

11月8日号

インフル市内で早くも流行

インフル市内で早くも流行 社会

昨年より2カ月早く

11月8日号

万葉の情景、絵巻物で描く

万葉の情景、絵巻物で描く 文化

今日から阿見さん個展

11月1日号

「水・福」連携で磯焼け対策

「水・福」連携で磯焼け対策 社会

環境保全へ新団体設立

11月1日号

つかんだ7年ぶり「金」

腰越中吹奏楽部

つかんだ7年ぶり「金」 文化

東日本大会2回目の快挙

10月25日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

  • 11月1日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

作家に学ぶ押し花アート

作家に学ぶ押し花アート

20人に無料で講習

11月26日~11月26日

鎌倉版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月15日号

お問い合わせ

外部リンク