7人に1人の子どもが相対的な貧困状態にありながら、見た目にはそれとは分かりづらい「見えない貧困」が社会問題となっている。
鎌倉大船ロータリークラブでは、この問題への取り組みを進めている。
一昨年10月には、長年子どものいじめや自死、路上生活者への取材を続け『少女宣言』『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち―いじめの連鎖を断つために』など多数の著作があり、FMヨコハマのパーソナリティとしても知られるノンフィクションライター北村年子さんの講演会を開催した。
また昨年は、大船を拠点に、生活困窮家庭の学習支援や食事会、就労支援などを行っている団体の代表を招いて、勉強会を行うなど、検討を進めている。
田中会長は「この問題の根本には、家族のつながりの希薄化、倫理観、道徳観の欠如など様々な社会的状況が複雑に絡み合っていると感じている。例えば親世代への物心両面の援助など、より根本的な解決のために何ができるか、様々な可能性を探っていきたい」と話している。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|