新元号が発表された4月1日は、小町に住む高橋令和(のりかず)さん(76)にとっても特別な1日となった。
「銀行に行っていて発表の瞬間は見ていなかった」という高橋さん。自宅に戻って妻と食事をとっていると娘から電話があり、「令和」が新元号になったことを知った。
すると直後から取材依頼が殺到。テレビ局スタッフが、高橋さんの妻が営む小町の工芸品店に詰めかけ、電話も含めると30社の取材に対応した。
高橋さんは鎌倉で生まれ育ち、小町商店会の会長を20年以上、2016年から鎌倉市商店街連合会の会長を務めるなど商業振興に尽力してきた。名前は両親が当時の鶴岡八幡宮の宮司に頼んでつけてもらったという。「自分の名前と同じとは、本当に驚いた。平和でみんなが安心して暮らせる時代になれば」と語った。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
台湾への募金箱設置4月19日 |
|
|
|
鎌倉山かるた会 大会で躍進中4月19日 |