市内在住で昨年3月に亡くなった八木和子さんが書いた自身や家族の物語『ある正金銀行員家族の記憶』が(有)港の人から発売された。
横浜正金銀行の行員だった父らと共に、多感な少女時代をロンドン・上海・カルカッタなどの世界7都市を転々としながら過ごした八木さん。ユーモアあふれる語り口で、両親の生い立ちも踏まえ、大正から終戦までの激動の時代をノンフィクションで記している。
八木さんは1920年、茨城県水戸生まれ。31歳で結婚し、2008年まで鎌倉の自宅でピアノなどを教えていた。12年に執筆を思い立ち、娘たちの協力を得ながら5年の歳月をかけてこの1冊を完成させたという。
同書は税別1800円。市内書店などで購入可能。(問)港の人【電話】0467・60・1374
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