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優雅な音色奏でて人生豊かに 長唄・三味線教室 杵屋勘志津さん
華麗な撥（ばち）さばきを見せる杵屋勘志津さん
歌舞伎の伴奏曲として発展した三味線音楽の一つ長唄。市内笛田にある「長唄・三味線教室 杵屋勘志津」からは日々、優雅な音色が聞こえてくる。
主宰するのは、指導歴31年の杵屋勘志津（本名・神野志津子）さん。浅草で生まれ、幼い頃から自然と古典音楽を耳にする環境で育ち、高校から三味線を弾き始めた。20代で結婚。商社マンだった夫の仕事の関係で、アメリカや香港、中東諸国等、様々な土地に移り住んだ。「海外で生活する中で日本文化の素晴らしさに改めて気付かされた。日本の魅力をもっと世界に広めたい」という強い思いを持って日本に帰国し、長唄宗家６代目杵屋勘五郎（現・２代目杵屋寒玉）に師事。名取になった後、国内のみならず海外での公演を経験後、古都鎌倉に教室を開いた。
今に至るまで数多くの地域住民たちを指導し、現在も男女問わず20〜80代の幅広い世代を対象に後進の育成にあたる。
「三味線だけ教えているのではないのです。お一人おひとりの心と真剣に向き合い、体調や中には恋愛の悩みなども聞き、家族だと思って接しております。今後も伝統文芸の魅力を伝え続けていき、たくさんの方々の人生を豊かにしていければ」と穏やかな表情で語る。
１回目は無料体験可
同教室では長唄・三味線体験が１回無料。「早く上達していただきたい」という思いから録音機の持参も可能。貸三味線有。
「初心者から上級者まで、丁寧にご指導致します。お気軽にご連絡を」
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長唄・三味線教室 杵屋勘志津
神奈川県鎌倉市笛田4-13-7
TEL:0467-31-8685
TEL:080-3461-9470
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