湘南鎌倉総合病院(岡本)の本館西側敷地でこのほど、先端医療センターの建設工事が始まった。
同院を運営する医療法人沖縄徳洲会では、高齢化の進行を受けてがん医療の強化を進めている。同センターは「包括的がんセンター」と位置付けられ、化学療法や放射線治療などの標準治療とともに、陽子線治療やBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)、RI(放射性同位元素)内用療法などの提供を目指す。竣工予定は2020年10月。
また救急・急性期機能の強化を目的に、外傷・救命救急センター棟を併設する。21年12月に竣工予定。
5月11日には、同法人や工事関係者のほか地元自治会会員、松尾崇市長ら約120人が出席し、地鎮祭が行われた。湘南鎌倉総合病院の篠崎伸明院長は「先端医療センターでは、総合病院としての強みを生かし、幅広い患者さんを受け入れていく。今後も医療の価値とは何かを自問自答しながら、患者さんのために今まで以上に貢献していきたい」と挨拶した。
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