鎌倉文学館で7月13日(土)から、夏季特別展「角野栄子の世界 おばけにゾクゾク 魔法でわくわく」が開催される。会期は9月23日(月・祝)まで。貴重な原稿・原画の展示や様々なイベントを通して、市内在住の童話作家、角野栄子さんの作品世界を堪能できる。
同館では毎年、未来を創る子どもたちに現役作家がメッセージを伝えることを目的とした展覧会を開催している。
今回は角野さんが昨年、国際アンデルセン賞作家賞や鎌倉市民栄誉表彰を受賞したことを記念して企画された。
会場ではスタジオジブリによるアニメ映画でも知られる『魔女の宅急便』や自らの戦争体験をもとにした『トンネルの森1945』などの貴重な原稿をはじめ、魅力的な挿絵で角野作品を彩った『大どろぼうブラブラ氏』の原ゆたかさん、長新太さん、西川おさむさん、長崎訓子さんらの原画が展示される。
また、『魔女の宅急便』キキとジジのピンバッジが販売されるほか、1階講座室では「へんしんコーナー」を開設。『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズのおばけのアッチ、のらねこボン、『魔女の宅急便』キキに変身できる。
関連イベントも
初日となる13日の午前10時から、角野さんや富岡幸一郎館長、松尾崇市長、おばけのアッチによるテープカットが行われるほか、11時からは角野さんが展覧会や作品について語る「オープニングトーク」が開催される。オープニングトークの定員は先着50人で、午前9時から1階事務室で整理券を配布。
そのほか、角野さんと「かいけつゾロリ」シリーズの著者で角野さんとの共著もある原ゆたかさんが、作品について語る講演会が8月17日(土)、鎌倉商工会議所ホールで開催される。時間は午後2時から3時30分まで。定員は150人で要申込み。
文学館の入場料は一般500円、小中学生100円。開館時間は午前9時から午後5時(入館は30分前まで)。月曜休館(8月19日は開館)。
詳細は同館【電話】0467・23・3911へ。
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