鎌倉市消防本部特別救助隊員の6人が8月25日(日)、岡山県で開催される「第48回全国消防救助技術大会」に出場する。
6人は、6月の県大会・7月の関東大会を経て、「レスキューの甲子園」とも呼ばれる全国大会への進出を4年連続で決めた。陸上の部8種目のうち、初の3種目同時での出場だ。
「ロープブリッジ救出」には島崎恭平さん、村上礼朗さん、吉田良太さん、岸田大海さんが出場する。4人1チームで上下階からの進入が困難な建物から、要救助者を隣接する建物へと救助することを想定し行われている同種目。2つの建物の間に水平に張られた20メートルのロープを渡り、要救助者を吊り下げ、けん引して救出した後、脱出するまでの技術とタイムを競う。岸田さんは「昨年も同じメンバーで全国行きを決めている。日本一目指して、全員一丸となって戦いたい」と意気込む。
水平に張られた20メートルのロープを2つの異なる渡り方で往復する「ロープブリッジ渡過」には、高橋浩太郎さんが2年連続で出場。垂直に設置された15メートルのはしごを素早く登る「はしご登はん」には、大橋佑也さんが初出場。「訓練の成果をしっかり出せるよう頑張ります」と話す。
昨年は台風で大会が中止となったため、メンバー全員全国にかける思いもひとしお。佐藤明彦警防救急課長は「4年連続、3種目での出場は、日頃の訓練の成果だと思う。それぞれベストタイムを出すことができれば、トップを狙える」と期待を寄せる。
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