十二所町内会が実施さしている夜間パトロールに、第二中学校の3年生4人が参加し、地域で話題となっている。
「自分たちのまちは自分たちで守ろう」と同町内会では、2000年から自主防災組織を立ち上げ、年1回、避難訓練や研修会を実施。また07年からは約30人のメンバーが3ブロックに分かれ、小学生などの下校時の見守りや夜間パトロールといった防犯活動を定期的に行ってきた。
夜間パトロール参加の「中心人物」は同校に通う春木秀太さん。9月8日に市内を襲った台風15号の影響により、同地区ではがけ崩れや倒木などといった被害が多く発生した。「自然災害の恐ろしさを感じた」ことで、防災や防犯の必要性について、家族で話す機会も多くなったことから、「自分も力になりたい」と仲の良い友人たちを誘って、パトロールに参加することになった。
黄色い蛍光ベストに身を包んだ中学生は、町内会員とともに、第1・3土曜日の午後9時から30分ほど行われているパトロールに参加している。
受験を控える4人だが「これからもできる範囲で活動を続けていきたい」と話している。
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