鎌倉版 掲載号:2019年11月8日号 エリアトップへ

日本基督教団鎌倉教会で始まった新人芸術家支援活動のプロデューサー 佐々木 真史さん 東京都在住 51歳

掲載号:2019年11月8日号

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「第二の故郷」から芸術家育成

 ○…「とんがり屋根」の礼拝堂で知られる日本基督教団鎌倉教会(由比ガ浜)。同教会がスタートさせた新人芸術家の支援活動「イル・ヴェント・ヌーヴォ」(新しき風)の音楽プロデューサーを務める。10月27日には第1弾としてビオラ、ピアノ、クラリネット奏者によるコンサートを開催。「緊張感もあったが、自分たちで企画したプログラムをやり遂げて自信をつけたように感じた。ここでの経験が後の演奏家人生に役立つとともに、いずれまた戻って来られるような場にしたい」と意気込む。

 ○…東京都出身。アマチュア演奏家だった父の影響もあり、6歳でバイオリンを始めた。「最初は嫌々だった」が、中学生の時にバッハの「小フーガ」を聞いて「荘厳さに胸が高鳴った」という。高校でビオラに転向し、プロを目指すことを決意。東京芸術大学を卒業後は1999年から2011年まで仙台フィルハーモニー管弦楽団、16年以降は千葉交響楽団で首席奏者を務める。ソロや室内楽でも活躍し、ビオラの「優しくほんわかした音色」の魅力を伝えている。

 ○…10年ほど前、鎌倉教会が企画したコンサートで演奏する機会があり「古い教会ならではの響き」にすっかり魅せられた。以後、同教会が東日本大震災の被災地支援のために開催したチャリティーコンサートにも出演。今回プロデューサーを引き受けた理由について「教会の皆さんが音楽や芸術を通じた社会貢献を続けてきたことに敬意があり、その力になりたかった」と話す。

 ○…今年4月には自身の結婚式を同教会であげるなど、「鎌倉とは切っても切れない縁ができた」と笑う。「第二の故郷」から、次代の芸術家を育てるため、これからも力を尽くすつもりだ。
 

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