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鎌倉バレーボール協会会長でこのほど神奈川県体育功労者として表彰された 廣田 善幸さん 藤沢市在住 73歳

掲載号:2020年1月24日号

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バレー一筋60年の教育者

 ○…スポーツ振興に功績のあった体育功労者として、このほど神奈川県から表彰された。現在は鎌倉市体育協会で副会長を3年、鎌倉バレーボール協会では会長を12年にわたって務める。会の運営のほか、自ら市民教室や学生チームの指導にあたり、競技の裾野を広げている。「優秀な人がたくさんいる中で、私が表彰されるなんて驚いた」

 ○…宮城県石巻市で3人兄弟の長男として生まれる。父の仕事の都合で中学1年の時、藤沢市に移住。バレーボール部に入部し、3年時に主将として、藤沢第一中を県優勝に導いた。その後、鎌倉高校に入学。「叱ることはあったが、決して怒らなかった」というバレー部顧問の温かい人柄に魅かれ、いつしか自身も「学校の先生になってバレーを教えたい」と思うように。横浜国立大学教育学部に進学し、教員の道を歩み始めた。

 ○…大学卒業後は、大船中に保健体育教諭として赴任。2年目で女子バレー部を全国2位に導いた実績などが認められ、モントリオール五輪の前年、国際交流としてカナダを訪問し、現地の中高生などを指導したことも。岩瀬中、御成中などでも教鞭を執り、深沢中の校長で定年。60歳で体育協会の事務局に入ったことをきっかけに、数多くのスポーツ関係者と交流する機会が増えた。かつての教え子と大会で再会することもあり、「ママさんになるまでバレーを続けてくれたことは教師冥利に尽きる」と顔をほころばせる。

 ○…60年バレーに携わり、相手のアタックを何度もブロックした右手の小指は斜めに曲がっている。「『勲章』のようなもの。皆で喜びを分かち合える達成感があるから長く続けてこられた。スポーツを愛する人たちにいつまでもそんな喜びを感じてもらえたら」

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