鎌倉歴史文化交流館で企画展「中国陶磁―青磁・白磁への憧れ―」が現在開催されている。
鎌倉市内では、南宋や元、明の時代に中国大陸から大量に流入した中国陶磁が数多く発掘されている。美しい青や白の釉薬をまとい、艶やかな透明感が特徴の磁器は、「青磁」「白磁」「青白磁」と呼ばれ、武家屋敷の調度品や大切な遺骨を納める骨壺など、さまざまな場面で貴ばれたという。
この企画展では市内で出土した磁器のほか、市内寺社に蔵された伝世品など、60点以上が展示されている。また、足利氏など東国武士に由来する品々も展示されており、同館担当者は「中世東国の武家文化の優美な一面を垣間見ることができる」と話している。
会期は4月25日(土)まで。日曜・祝日休館。観覧料は一般300円、小・中学生100円。午前10時から午後4時まで(入館は30分前まで)。
(問)同館【電話】0467・73・8501
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