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英字ミニコミ紙「湘南ポスト」が20周年 ボランティアで地域の魅力発信

文化

掲載号:2020年5月22日号

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紙面を手に笑顔のメンバー(2月撮影)
紙面を手に笑顔のメンバー(2月撮影)

 西は大磯、東は三浦まで、「湘南」の情報を外国人向けに英語でまとめたフリーペーパー「The Shonan Post(湘南ポスト)」が5月で20周年を迎えた。

 A4・4ページの同紙はボランティアメンバー13人で毎月発行。約40カ所の公共施設などの協力を得て、800部配布している。

 毎年、核となるテーマに沿ったメイン記事と「和牛」「忍者」といった日本語紹介、催しや映画情報を掲載。メンバーは日本人10人とアメリカ、ルクセンブルク出身の3人。ファーストネームで呼び合い、和気あいあい。「湘南が好きで、アクティブな人ばかり。皆、常にアンテナを張っているから情報も豊富」と宇佐美婦美子さんは話す。

前身は「鎌倉ポスト」

 発刊のきっかけは、前身の「鎌倉ポスト」の廃刊だった。同紙は、アメリカ出身のヘザー・ウィルソンさんら4人によって、1985年から15年にわたり、鎌倉をはじめとした近隣の情報を英語で掲載。メンバーの健康面の問題で継続が難しくなり、2000年4月で発行をやめた。

 その際、メンバーの知人だった仁井テリーさんらが、協力を買って出た。本当は「少し手伝うつもり」だったが「来月からお願い」とバトンを渡され、一念発起。「やれるかわからなかったけれど、紙面を置いてくれるところもファンも多かったから」と仁井さんは振り返る。

「自然体」で節目

 新型コロナウイルスによる東京五輪の延期や相次ぐイベントの中止などの影響もあるが、紙面に注意書きを添えるなど、柔軟に対応。取材日のミーティングでは、今年のテーマ「Shonan Athletics」の記事ネタとして弓道や相撲、ラグビーといった案が次々と挙がり、掲載月と取材担当者があっという間に決まっていく。

 集まりは月1回のみ。代表はおらず、仕事や子育て中の母親も多いので、困った時は互いに支え合う。仁井さんは「数カ月参加できなくても成り立つのが我々のチーム。だから20年続いている」とほほ笑む。

 紙面は公共施設等での配架のほか、団体のウェブサイトでも閲覧可能。有償での郵送対応も行っている。

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