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鎌倉のとっておき 〈第83回〉 伊能忠敬、鎌倉を測量

掲載号:2020年6月12日号

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 「伊能忠敬測量日記」(佐久間達夫/校訂)は日本地図を作製するため、全国の海岸線を測った伊能忠敬の業務記録である。ルートや各地で応対した村役人、逗留先の家主名など、業務に関することが記されている。

 伊能忠敬は1800年に蝦夷地を測量し、江戸に戻った後、直ちに第二次の測量に着手するため、翌年5月14日に江戸を発った。編成は測量係6名に加え、長持を運ぶ人足8名の総勢14名。一行は江戸から西に向かい三浦半島、湘南海岸から伊豆半島の海岸を測量すると、東に転じて房総半島の海岸を回り東北地方の太平洋岸を北上した。

 伊能らが鎌倉に来たのは同年6月2日で、六ッ半前に小坪村を発ち、材木座村に入った。「光明寺、浄土宗の大寺なり」と記録している。そして「由比浜より鶴ヶ岡八幡宮迄脚間を以測量し、それより無測量にて参詣」、即ち若宮大路を歩測し鶴岡八幡宮で作業を一時中断し、参詣している。建長寺、円覚寺、大仏を参詣して長谷村から坂下村を経て、再び海岸に出て測量を再開した。

 写真は海岸橋の交差点から眺めた鶴岡八幡宮一の鳥居。伊能らはこの石造りの鳥居に迎えられ、社殿を眺めたのだろう。

      三品利郎
 

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