(公社)鎌倉市観光協会(大森道明会長)は8月28日、「鎌倉市みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金」に10万円を寄付した。
同協会では新型コロナウイルスの感染収束を願って、鎌倉ゆかりの画家や漫画家が絵柄を手掛けることで人気の「納涼うちわ」の裏面に、鎌倉市仏教会会長で建長寺派管長の吉田正道さんが「無限清風」と揮ごうした特別仕様を1200本を制作。7月21日から1本500円(通常350円)で販売した。
今回寄付したのはその収益の20%に当たるもの。当日行われた贈呈式に出席した同寺宗務総長の長尾宏道さんは「『無限清風』は開山・大覚禅師の言葉で『建長寺は全ての門が開かれていて誰でも入ることができ、限りない清風が吹いている』という意味。コロナ禍で不安な方も多いと思うが、少しでも心安らかになれば」とあいさつ。松尾崇市長は「観光に携わる皆さんは大変ななかだが、心を一つにコロナ禍を乗り越えてその先の鎌倉を一緒に作っていきましょう」と話した。
特別仕様うちわはすでに完売。また、豪雨で甚大な被害を受けた熊本県人吉市にも送られた。
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