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田んぼアートで富士描く 稲村ケ崎小5年生が挑戦

教育

掲載号:2020年9月11日号

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富士山を描いた稲村ガ崎小の田んぼと児童ら(関係者提供)
富士山を描いた稲村ガ崎小の田んぼと児童ら(関係者提供)

 稲村ガ崎の住宅地の中にある田んぼに浮かびあがったのは、海越しに見える富士山だ。

 稲村ケ崎小学校5年生35人がこのほど、田んぼアートに挑戦した。同校では、15年ほど前に地域住民から提供された田んぼを使い、総合的な学習の時間で米作り体験を行っている。

 今年はコロナ禍で行事やイベントの中止、変更など、さまざまな影響を受けたことから「何か1つ、子どもたちに特別な思い出を作ってもらいたいと考えた」と礒部久仁子校長は話す。

 まずは栃木県小山市の小学校で毎年行っているものを参考に、農業振興を行う団体へ相談。白い「ゆきあそび」、赤い「べにあそび」、黒い「むらさき米」など、必要な古代米の種を譲り受けた。

 今年の田植えは、密を避けるため、数グループに分かれて実施。児童が考えた図案をもとに、田んぼに張ったロープに合わせて苗を植えていったという。苗が定着するまでは、アライグマやカモなどが田んぼを荒らし、植え直しが必要になることもある。分散・短縮登校が続く中、教員や地域の人が見守りを続けてきたという。

 9月4日には、5年生全員で、稲の生育状況を確認。田植え時は15cmほどだったが、今は30cm以上にまで成長し、田んぼにはっきりと富士山が表れている。

 その後、稲を守るため、風車や反射材など、工夫を凝らした手作りかかし6体を設置。小型のドローンを使い、田んぼを囲んで全員で記念撮影を行った。

 礒部校長は「これから行われる稲刈りや脱穀で、子どもたちも米作りの大変さを実感し、食べ物や農家さんへの感謝の気持ちを感じてくれるはず。アートも含め5年生にとって良い思い出になれば」と話す。

風車を付けたかかしを設置する児童
風車を付けたかかしを設置する児童

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