10月7日から13日までに発表された鎌倉市内在住の新型コロナウイルス感染者は7人で=表=、累計で127人となった。今回感染が分かったのは20代から60代の男女で、いずれも無症状または軽症だった。
国勢調査員が感染
市は10月9日、市内を担当していた国勢調査員1人が感染していることが分かったと発表した。
感染が確認された調査員は60代の女性で、9月14日〜20日の1週間に調査書類を、10月1日と2日に回答依頼のリーフレットを、それぞれポスティングで配布した。
その後、においを感じないことに気付き、微熱もあったため、8日にPCR検査を実施し、同日陽性と判明した。
市では、今回の国勢調査は、各世帯の人との接触を最小限とする方法で実施しており、該当の調査員は直近2週間以内に世帯の人と接触していないことを確認しているという。また、ウイルスの排出が始まるとされる発症3日前以降、調査世帯と接触はしておらず、調査世帯への感染の心配はないとしている。
薪能が延期に
鎌倉市観光協会は10月9日、同協会嘱託職員1人の感染が判明したことから同日開催予定だった第62回鎌倉薪能の催事は延期にすると発表した。
この職員は10月3日に出勤し、その後発熱があったため、PCR検査を実施したところ9日に陽性が確認された。同日出勤していた職員は濃厚接触者とは判断されておらず、9日時点で他の職員に発熱症状はないが、「安全安心のため」延期を決定したという。
これに伴い、15日から予定されていた薪能のオンライン無料配信も延期となった。今後の予定は決まり次第ホームページやフェイスブック等で周知するとしている。
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