鎌倉交響楽団の第116回定期演奏会が10月31日、鎌倉芸術館大ホールで行われた。
この日会場には、知的障害や重度身体障害のある人とその家族6組18人が無料で招待され、同楽団の演奏を楽しんだ。
これは「コロナ禍で障害者が地域社会に出る機会が少なくなっている」と聞いた鎌倉ロータリークラブ(宮本英光会長)社会奉仕委員会のメンバーが「気軽に来場して交流できる場を」と企画したもの。
実施にあたっては、座席の場所や車いすでのアクセス方法、会場での過ごし方などについて、事前に情報提供。参加者からは「これまで演奏会にはほとんど来る機会がありませんでしたが、こうした環境なら今後も来てみたい」という声が上がっていた。
同クラブ社会奉仕委員会の榊原正博委員長は「お互いの事をよく知らないことが不安や恐れにつながり、地域のバリアーになります。こうした交流を通じて心のバリアーを取り除き、地域のハードとハートのバリアーをなくしていきたい」と話していた。
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