特別展「鎌倉の伝統工芸 鶴岡八幡宮 鎌倉彫名品展」が、鎌倉文華館鶴岡ミュージアムで開催されている。会期は5月16日(日)まで。
古都鎌倉を代表する伝統工芸品として知られる鎌倉彫。鎌倉時代、宋の仏教美術とともに輸入された彫漆器の意匠が日本人仏師の技術と一体となって熟成されたといわれる。その後、中世から近世にかけては日本人の感性に合うように表現が変わり、江戸時代には文房具や食器など生活什器にもその作例が見られるようになった。しかし明治に入ると廃仏毀釈の影響で工芸品へと舵を切ることに。
同展では鎌倉彫の名品を一堂に集め、こうした歴史的変遷を紹介する。「長い伝統と精緻な技術を直接味わってもらえたら」と同館。
会期中の開館時間は午前10時から午後4時まで。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。観覧料は一般800円、小中学生400円。
詳細、問い合わせは同館【電話】0467・55・9030へ。
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