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鎌倉版 公開:2021年5月21日 エリアトップへ

「江ノ電と花」写真集に 須藤さん 傘寿の集大成

社会

公開:2021年5月21日

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「江ノ電の四季」を発売する須藤さん
「江ノ電の四季」を発売する須藤さん

 藤沢と鎌倉を結ぶ江ノ島電鉄線と花の情景を題材にした写真集「江ノ電の四季(江ノ電沿線新聞社)」が5月25日に発売される。著者は鎌倉市七里ガ浜東在住の写真愛好家・須藤武美さん(80)。昭和50年代から約40年間にわたり撮影した写真約140枚を傘寿の集大成として1冊にまとめた。

 鎌倉高校前から七里ヶ浜駅間を走る300形。手前にはむらさき色の小さな花ハマダイコンが咲き、奥には青い海に江の島が浮かぶ――。写真集では車両と、沿線に咲く60種類以上の花々や富士山などの情景が合わさり四季折々の変化を感じることができる。須藤さんは「その時々によって走る車両も咲く花も違う。一発で良いものが撮れたり、1週間同じ場所に通ってチャンスを伺ったり。どれも巡り合わせで撮れた写真」と話す。

 須藤さんは1948年から江ノ電沿線に暮らし、乗車歴は70年以上。高校時代写真部だった経験を生かし、次第に慣れ親しんだ江ノ電と四季の彩りが加わる花の情景を楽しみに写真を撮影するようになったという。「江ノ電に乗るときょろきょろして撮影できる場所を探す」とにっこり。撮影した写真はこれまで、江ノ電のカレンダーきっぷやパンフレット、絵葉書などに使われた。

 須藤さんは「車両の移り変わりや住宅地の変化から懐かしさや歴史も感じられるものに仕上がった。江ノ電ファンや花好きの方、皆さんに楽しんでほしい」と話した。

 A4版、50ページ。定価税込み1100円。有隣堂藤沢店、ジュンク堂他で販売。

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