みらいふる鎌倉主催の「教養講座」が11月12日、生涯学習センター(きらら鎌倉)で開催されました。みらいふるの会員、市民など合わせて243人が参加し、講師の話を熱心に聞いていました。
教養講座は2部制で、第1部は鎌倉市役所大河ドラマ担当の石川雅之氏が登壇。「鎌倉市と大河ドラマの裏側」と題して、来年1月から放映がスタートするNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を交えた話が展開されました。
まずは鎌倉という街の歴史や、これまでの大河ドラマの歴史を紹介。会場では、石川氏ら鎌倉市が制作した「鎌倉殿を支えた13人の重臣ガイドブック」が配布され、その内容に沿って今回の大河ドラマの中心となる北条氏や、市内外のゆかりの地などにも触れました。
また、大河ドラマを契機として、「街の経済のV字回復を目指したい」と石川氏。「鎌倉に訪れる観光客のうち、8割の人は鶴岡八幡宮と大仏の2カ所しか行きません。まだまだ知られていないところを知ってもらい、新しい鎌倉の観光スタイルを形作っていければ」と期待を述べました。
副住職が卓球秘話
第2部では、市内植木にある浄土宗貞宗寺の山口円誉副住職が「貞宗寺の歴史」について講演。徳川家との縁などを語りました。
途中からは、卓球の話に。山口副住職は高校教諭を経て、日本卓球協会に在籍し、東京都赤羽のナショナルトレーニングセンターで専任コーチも務めていました。
福原愛さんら日本を代表する選手のエピソードや、2012年ロンドン五輪・女子団体で日本が初めてメダルを獲得した際の裏話なども飛び出し、参加者は熱心に耳を傾けていました。
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