湘南・省エネネットワーキング(前島仁代表)が環境省の「第9回グッドライフアワード」で環境大臣賞(NPO・任意団体部門)を受賞し、12月4日に表彰を受けた。今年6月の「地域環境保全功労者表彰」に続く2つ目の環境大臣賞。前島代表は「3月の県の『かながわ地球環境賞』と合わせてのトリプル受賞。地道な活動が個人、家庭、仲間、地域、社会と着実に進化・発展してきた。これからも持続的に取り組みたい」と語る。
この賞は、持続可能な社会の実現のため、一人一人がライフスタイルを見つめ直すきっかけを作り、「環境と社会によい暮らし」のための地道な活動などを評価するもの。192の事例の中から、環境大臣賞として最優秀賞1件、優秀賞3件、各部門賞7件が選出された。
同団体は「地域で地道に、よそがやらない活動を」という信念で、20年以上にわたり省エネの実践と啓発を進めてきた。その活動は幅広く、これまでには家庭でできる省エネをテーマに、毎月の省エネ目標と行動をチェックし、実践できる省エネカレンダーを制作。また、家電量販店の省エネ家電の販売状況を調査し、評価結果を地域で公表することで買替を促進。脱炭素・省エネ湘南サミットや市民講座などを開催し、行政と取り組むまちづくりや低炭素型の学校づくりにも参画してきた。
今回の賞では「長年、独自に工夫し取り組んできた活動は、模範的な代表モデルとして全国への普及性がある」と評価された。前島代表は、「私たちの活動は小さな歩みで少しずつ個人から社会へと進化・発展していく。今後も活動を継続し、地域の未来に貢献できるよう活動を展開していきたい」と語った。
同団体では、脱炭素社会の連続市民講座を開催。12月17日(金)には、最終回をNPOセンター大船で開く。脱炭素社会に向けて暮らしがどう変わるか、家庭での事例などを交え解説する。時間は午後1時から。希望者は前日までに前島代表【携帯電話】080・4429・0209へ申し込みを。
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