建長寺を会場に行われている「親と子の土曜朗読会」がこのほど、700回の節目を迎えた。それを記念する特別プログラムが8月14日(火)、鎌倉生涯学習センターで開催される。
この朗読会は2005年1月、地元出版社かまくら春秋社の関係者らが中心となり「子どもたちに美しい日本語を耳にする機会を提供し、言葉への関心を高めてもらいたい」と始まった。
翌年には「日本語の美しさを伝える会」(伊藤玄二郎代表)が発足。毎回、小説や童話、詩などを、俳優をはじめプロの語りで聞かせてきたほか、過去にはやなせたかしさん、井上ひさしさん、角野栄子さんらが登壇し、自らの創作について語ったこともあった。
14日に特別プログラム
6月16日で700回を迎えたことから、それを記念する特別プログラムが8月14日、鎌倉生涯学習センターで開催される。午後3時から5時まで。
当日は落語家・漫画家の林家木久扇さんが「私と鎌倉文士」と題して講演。民話「きつねのたいこ」を女優の牧三千子さんの朗読、シン・岡部さんのパーカッション演奏で届けるほか、鎌倉に居を構えたことでも知られる竹山道雄の『ビルマの竪琴』の朗読にピアノ演奏と歌を加えた作品を上演する。
入場料は1千円(中学生以下500円)。申し込みや問い合わせは同会事務局【電話】0467・24・7223へ。
また関連イベントとして、林家木久扇さんの漫画展が同日から20日(月)まで、同センターギャラリーで開催される。入場無料。展示時間は午前10時(初日は午後2時)から午後5時まで。
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