命の尊さや生きることの意味などについて、市内で活動する助産師らが語る出前授業が3月5日、玉縄中学校で行われた。
中学3年生約200人を前に講演したのは、城廻で助産院を開く長谷川充子さんと、湘南鎌倉総合病院で産婦人科部長を務める井上裕美さん。井上さんらは20年ほど前から毎年出前授業を続けている。
長谷川さんは、14歳で妊娠した少女の例を挙げ、「父母になるのは大きな責任が伴うことと知ってほしい。望まない妊娠をしないためにも、良い男女関係を築いてもらいたい」と語った。井上さんは「人と人が愛し合うのは、子孫を残すために遺伝子に刻まれたプログラム。産み育ててくれた親への感謝を忘れないで生きてほしい」と呼び掛けた。
授業に出た田口瑛子さんは「家族に支えられている事に感謝。高校生になったら少しでも人を幸せにできる人になりたい」と話した。
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