「医療法人 養生院 清川病院」(小町2の13の7)は3月28日(水)、同院第7病棟1階のファンタジーホールで、入院・通院患者らによる「紅白歌合戦」を開催する。午後1時15分から3時30分まで。毎年実施しており、今回で16回目。
出場するのは、院内の音楽教室で歌唱練習を重ねる70〜90代の22人。男女混合で紅組、白組に分かれ、昭和歌謡から人気アイドル「嵐」、歌手・氷川きよしの楽曲など、幅広いジャンルの歌を披露する。一般からの飛び入り参加も可能で、同院職員や来場者らによる審査で勝敗を決める。
中心となって大会を運営しているのは、清川まどか理事長の母で、音楽療法担当責任者の靖子さん。長年にわたりピアノ講師をしていた経験を生かし、院内で週3回、患者同士の交流などを目的とした音楽教室を開いている。いずれも職員でサックス奏者の田代尚隆さん、フルート奏者の北山朝美さんらと続けており、「音楽を通じて、少しでも豊かな気持ちで過ごしてもらいたい」との願いから始めたという。
「教室や大会に参加した患者さんには、音楽が良い刺激となり、次第に生きる意欲をより強く持ってくれるようになる人も少なくない」と靖子さん。患者たちとの交流を通じ「最近は私の方が支えられたり、生き方を学ばせてもらえたりして、とても嬉しい。これからも続けていきたい」と話している。
問い合わせは、同院【電話】0467・24・1200へ。
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