(社)茅ヶ崎青年会議所2011年度理事長 矢島 淳一さん 赤羽根在住 39歳
愛されるシンボルでありたい
○…『烏帽子岩の如く〜まちに愛されるシンボルを目指して〜』を今年度のスローガンに掲げた。卒業年となる今年、最後の大仕事として理事長に就任。「進めてきた準備が整い、今年、公益社団法人化します。今後はさらに『街のシンボルたらん』としなければならない」。大きく転換する組織の舵取りに決意を固める。
○…会員数は67人。茅ヶ崎の街づくりのため、進めてきた事業を継続するほか、今年は新たに地産地消の事業も企画。また、憲法改正に必要な『国民投票』について定めた法律が昨年施行されたことを受け、今年5月には憲法をテーマにした講演会も予定している。活動を通して願うのは「一人ひとりが自分に自信を持ち、烏帽子岩のように愛される存在になること」。個人が輝くことが、街が輝く一助となるという。
○…入会したのは2006年。「尊敬する先輩が、歴代の理事長をしていました。『この人の感性はどこから来るんだろう』と考え、誘われたのをきっかけに入会を決めました」と当時を振り返る。「男として大きくなっていけるかもしれないと思ったんです」。少し照れくさそうな表情だ。2年後、中学生の”おもいやり”の心を育む事業としてスタートした『OMOIYARI VILLAGE』事業の委員長に就任。初めて責任ある大役を担うことに。一から作り上げた事業に「辛さと面白さを体験しました」。この経験を通し、人としても成長した。
○…生まれも育ちも茅ヶ崎市。家業は大正14年創業の『(株)矢島ハム』で、現在は代表取締役を務める。好きな食べ物はラーメン。「いつかラーメン屋もやってみたい。うちの店の材料を利用すればいいスープが作れるはず」と夢は膨らむ。自身を「心配性のA型」と言うが、それゆえに物事への集中力は高い。「大変なことでも、気がつけば乗り越えています」。笑顔で話しながらも、その目は次のステップを見つめている。
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