菱沼海岸在住の川井盛次さん(69歳)がこのほど角川書店から「歌集あんがま」を発表した。自身の歌集としては2作目となる同書は、角川書店がシリーズ刊行する『角川平成歌人双書』の一冊。「収録する歌は全て自分で選びました」と話す。
様々な物に目を向けることでわき上がる想いを歌にしているという川井さん。収録されている約380首の短歌はその多くがこの4、5年の間に作られたもの。「5年前、体調を崩し入院しました。けれど不調なときにこそ歌が生まれる」。おりしも次々に身内を亡くしていた頃で、自身の入院を経て『蘇り』をテーマに据えた。題名「あんがま」も沖縄の蘇りの民俗芸能から取っているという。
「まだまとめていない歌があるので、第3歌集も作っていきたいですね」と話す川井さん。同書は全国の書店で取り扱い中。
※角川平成歌人双書「歌集あんがま」川井盛次著(角川書店)税込2700円
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