1月26日の「文化財防火デー」を前に、茅ヶ崎市は20日、市民俗資料館旧和田家(堤3882)で消防訓練を行った。
今回訓練を実施した旧和田家は、江戸時代に萩園村の役人の住宅で、安政2(1855)年に建てられたもの。昭和57年に市の重要文化財に指定し、同60年から同所で一般公開。平成20年に茅葺き屋根の葺き替え工事を済ませた。
訓練は、旧和田家付近に捨てられた煙草が原因で火災発生したという想定のもと行われ、管理者が119番通報し、初期消火を試みるが火の勢いが強く、避難。その後、現場に到着した消防隊が消火活動で鎮火するという内容だった。
昭和24年に法隆寺金堂からの出火により国宝の壁画を損失し、制定された文化財防火デー。当日は市の貴重な文化財を守るべく、本番さながらの迫力ある消火活動が繰り広げられた。
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