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茅ヶ崎

東日本大震災の被災者に捧ぐ歌を作詞した

エリさん

東海岸北在住 
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「普遍の思い」歌詞にのせて

 ○…5月3日にインディーズで発表した東日本大震災被災者に捧ぐCD「遥かな時間(とき)を越えて」(歌・小嶋康子、作曲・田村信二/togethermusic@sky.plala.or.jp)の作詞を担当。昨年10月に作詞コンペに応募し採用された。曲のデモを聴き、詞には誰もが共感する普遍の思い「誰にも壊されない 終わることのない約束」という言葉を入れた。完成作品は3月に披露されるはずだったが3月11日に東日本大震災が起こり、報道で未曾有の災害だと認識した。何も出来ない歯がゆい気持ちの中、プロデューサーの提案で急遽「震災被災者に捧ぐ歌」として発表することに。「大惨事を経験した人々の心に届き、再生へと向かえば」と願う。

 ○…東京都世田谷区生まれ。生後7ヵ月で視神経腫瘍を患い視力を失った。全盲ではなく、目の前で指を動かせば認識することができ、光や色は感じる。小学生の時に周りと違うことを自覚し、辛いこともあった。しかし「成長とともに乗り越え、自然に自分を受け入れることが出来た」という。国語の授業での詩の創作がきっかけで表現する喜びを知る。点字やPCの音声認識を駆使してこれまでに詩、歌詞、短歌、エッセー、メルヘンなど数多くの著作を世に送り出してきた。

 ○…現在は夫と娘と暮らす。趣味は料理。ワインに合わせて作る本格的なイタリアンが得意。「家族みんなが酒好きで一緒に楽しみます」。娘に自身のホームページを作ってもらったり、夫とはよく散歩をする。家族について語る表情からは穏やかな笑顔が溢れた。

 ○…五感の中でも視覚からの情報量は多い。「自分にはそれがないからこそ、他の四感を誰よりも研ぎ澄まし鋭く感じ取ってきた」と話す。また表現者として人、物、植物などから得られる「好き」という感情を大切にして、今後も創作を続けていく。「言葉の豊かさ」を感じ、そして普遍の思いはあらゆる人の心に必ず届くと信じて。
 

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