茅ヶ崎への感謝込め フランス人大学生が日本語スピーチ
海外の人との交流を持ち国際理解、国際協力の輪を広げているボランティア団体、茅ヶ崎市国際交流協会(IAC)が7月29日にホームステイ中のフランス大学生の日本語スピーチ大会とお別れ会を行った。当日は会場の勤労市民会館に同協会メンバーをはじめホストファミリー、日本語教室の教師ら40人ほどが集まった。
4人のフランス人大学生は7月4日から約1ヵ月の日程で茅ヶ崎に滞在し、それぞれホストファミリーのもとで過ごした。滞在中に慶応大学、文教大学、鶴嶺高校などを訪れ学生と交流。また服部信明茅ヶ崎市長を表敬訪問した。他にも日本語教室で言葉を学び、鎌倉市円覚寺での座禅、着物、茶を学ぶなど日本の文化に触れた。
日本語スピーチではお世話になった人や日本への感謝、思い出を述べ「皆さんに本当に感謝しています。必ず茅ヶ崎に戻って来たい」と話す学生も。スピーチ後の講評で日本語教室の教師は「1ヵ月前に日本へ来たとは思えないほど皆流暢にスピーチしていました。彼らの思いが伝わってきた」と話した。その後同協会から、日本語を学んだことに対する修了書が手渡された。
同協会の一人は「震災後海外から日本を訪れる外国人は急激に減ってしまった。その中で日本行きを中止せずにホームステイをしてくれた彼らには本当に感謝しています。茅ヶ崎とフランスの架け橋になってもらいたい」と話した。
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21日午後から交通規制4月19日 |
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