減少傾向にある海辺の植物「ハマボウフウ」の茂る砂浜を取り戻そうと、今月18日、市民参加の移植が行われた。主催したのは海浜植物の保全や復元活動を行っているNPO法人ゆい(2004年設立、荒井三七雄理事長)。
同法人は今年1月「砂山の100人里親プロジェクト」を企画。市民参加でかつての浜を蘇らせようとハマボウフウの苗を育ててくれる”里親”を募集し、希望する100家族に苗を配布していた。
移植当日は快晴で、乾いた砂浜を掘ると前日に降った雨が残っているという絶好の環境。里親70家族とゆいメンバー、協力を申し出た市民サポーターや湘南学園生物部員ら120人はヘッドランド周辺の一角約330平方メートルにハマボウフウの苗300株を植栽した。
荒井理事長は「今後は定期的な水やりを行い、復元への環境誘導をしていきたい。海だけでなくその足元にも関心を持って頂けるよう活動を続けたいですね。今回は初の試みでしたが来年は今回の反省を踏まえて是非2回目も企画したい」と話していた。
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