茅ヶ崎版 掲載号:2011年9月30日号
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リレーで届けた"感謝" 日台黒潮泳断チャレンジ成功

最後は6人全員でゴールした
最後は6人全員でゴールした

 東日本大震災により台湾から日本に寄せられた多額の義援金に対し、感謝の気持ちを届けようとNPO法人「earthlysoul」の鈴木一也代表(31)ら6人が、9月17日・18日の2日間で与那国島から台湾・蘇墺(そおう)までの泳断を成功させた。「謝謝台湾!がんばろう日本!日台黒潮泳断チャレンジ2011」と題し、約150Kmの道のりを6人のスイマーたちが約40時間かけて泳ぎ切った。鈴木代表は「今回は『ありがとう』を伝えることが最優先だったので、どうしたら想いが伝えられるかという気持ちが強かったです」と振り返る。

現地では大歓迎

 チャレンジ当日の海は台風の影響で大荒れだった。波は激しくうなる最悪のコンディションの中、スイマー6人をはじめクルーなど総勢20人の挑戦は始まった。1人30分ずつ泳ぐローテーションで夜間の暗闇に心が折れそうになりながらも果敢に前進。鈴木代表は「コンディションは悪くなかったです。中でも茅ヶ崎出身の3人で引っ張りました。(伴走した)カヌーのクルーたちはきつかったと思います。僕らは日頃から似た状況でトレーニングを積んでいるので、逆に波に流されながら楽に泳げました」と笑顔で語っていた。

 到着時は6人でゴールしようと全員で着水。ゴール目前では現地の人たち約160人が出迎え、握手やハイタッチを交わした。また陸に上がると6人は現地の報道陣などに囲まれて歩くこともままならないほどの大歓迎を受けた。「僕らが感謝の気持ちを伝えに行ったのですが逆に言われてしまいました」と鈴木代表。

メッセージは福島出身のスイマーから

 またゴール後に行われたレセプションには、支援活動で来日したレスキュー隊や日本人学校の生徒など約400人が参加。その中で宮城、岩手、福島の各県知事から募ったメッセージなどを福島県出身の大学生スイマー・山田浩平さんが外務大臣に手渡した。式典の中では現地の日本人から「台湾に居ながら感謝の言葉を伝えられないもどかしさを払拭できた」という声も聞かれたという。

 鈴木代表は「想いを持ってやればできると実感しました。今回、良い意味で背負うものができたのでこれを自信に、国際交流の良い流れを作っていきたいです」と見据えていた。
 

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