歌声響くお米屋さん 芹沢の瀬戸口さん「MV珍」で注目
家業の米穀店を営む傍ら、歌謡曲の作詞作曲を手掛け自らアカペラで歌う中田米店小出店〔芹沢833-3・【電話】0467(51)0592〕の店長・瀬戸口修躬(おさみ)さん(75)。この夏テレビ番組で紹介されたことで一躍時の人となっている。
珍しい風景や人を発掘する「ナニコレ珍百景」(テレビ朝日)で7月に「聴きたくなる米屋」として紹介された。同店のコマーシャルソング「中田のお米」を披露し、ユーモア溢れる作詞作曲のセンスと伸びやかな歌声で、スタジオに爆笑が巻き起こり、その放送回のMVPとされる「MV珍」を獲得。全国ネットの番組で取り上げられたことで反響は大きく親戚や友人からは「とても面白かった」などの声が多く聞かれたという。その後、同番組のPRソングを作り計3回の出演を果たし、先日番組から記念の「珍メダル」も贈られた。瀬戸口さんは「自分の歌に注目してもらえて嬉しい。番組出演をきっかけに様々な出会いがあり、感謝しています」と話す。
鹿児島県生まれ。幼い頃から歌うことが好きで作詞作曲を独学で学んだ。高校時代はコーラス部に所属し、卒業とともに就職のために上京。都内でタクシー運転手など10以上の職業を経験した後茅ヶ崎に移り住み、40年以上同米店を営んでいる。
今までに作詞作曲した歌はノート16冊分、数百曲になる。「感謝の気持ちや感動したときにメロディーや言葉が浮かんできます。それを伝えたくて歌い続けているんです」。
今後は「美味しいお米を広めながら、作詞作曲を続けていく」という。中田米店には今日も瀬戸口さんの歌声が響く。
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21日午後から交通規制4月19日 |
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