県の津波浸水想定検討部会が11月26日に行われ、マグニチュード8レベルの地震で「発生すれば甚大な被害をもたらす最大クラスの津波」を想定した浸水予測図の素案がまとまった。対象となる沿岸市町にも示され、茅ヶ崎市でも相模湾沿いは深さ5m以上の浸水が予測された。
今回の検証は「明応型地震(1498年)」「慶長型地震(1605年)」「南関東地震」「東海地震」「元禄型関東地震」など12地震を対象とし、浸水シミュレーションを行った。そのうち、茅ヶ崎市の浸水範囲が最も広くなると予想されるのは「慶長型地震」。茅ヶ崎漁港やヘッドランドビーチ周辺が深さ5m以上と予測されている。また、国道134号線を越える津波(2m以下)が浸水するエリアは中海岸3丁目、東海岸南4丁目、6丁目、菱沼海岸、白浜町、浜須賀、緑が浜、汐見台などが想定されている。
津波マップ改訂も
市は現在、津波の危険度や避難場所・避難経路などを記載した「津波ハザードマップ」を作成(市内公共施設で配布)。県は今後、この浸水予測図をもとに、各市町に改めて津波ハザードマップの作成・活用を呼びかけるという。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
21日午後から交通規制4月19日 |
|
<PR>