このほど発売された「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012」で、初めて茅ヶ崎から「会席料理柚(ゆ)の木」(旭が丘2-14)が掲載された。星1つ(その分野で特に美味しい料理)の店として紹介されている。
ミシュランガイドの評価基準は世界共通で、【1】素材、【2】調理技術の高さと味付け、【3】独創性、【4】コストパフォーマンス、【5】常に安定した全体の一貫性の5項目。これに沿って調査員が匿名で複数回来店し、合議制で決定している。
ミシュランから店への連絡は電話が最初だったと振り返る店主の金山勝重さん(65歳)。その時は”次のガイドに載るかもしれない、11月の記念パーティに来れますか?”といった話があったという。「11月のパーティ当日の朝、ガイドに載ったという連絡が来て本当だったんだと思いました。最初は星ひとつか…、なんて思っていたけど、世界中2000軒の1店舗かと考えたらまんざらでもないなと。いや、実際は嬉しかったですよ」と本音を話す金山さん。
伝統の日本料理を追求
テーブル席と座敷、1日のもてなしは1組から2組ほどという柚の木は桜道沿いで今年31年目を迎えた。小説家の城山三郎や財界人なども足繁く通った銘店が開店以来こだわるのは、素材の良いものだけを使う”日本料理の伝統”。金山さんは「このことだけを実践してきました。まじめに信念を貫いてやってきたことへのご褒美かな」と話している。
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