2本のストックを使って歩行運動を行い、エクササイズ効果を促進する「ノルディックウォーキング」。これを用いたユニークな防犯パトロール隊が誕生した。東海岸南在住の青木隆一さん(37)を代表とする「Deer Angels」だ。12月9日に茅ヶ崎市に申請を行い、防犯活動団体として認定された。
青木さんは松尾建設株式会社(市内)の専務を務め、これまでも防犯への関心が高かった。自身もセキュリティアドバイザーの資格を取得し、同社では数回に渡り市民向けの防犯セミナーを実施している。
ノルディックウォーキングは日常の運動に取り入れており、頻度は2日に1回。「ウォーキングと防犯を結び付けることで、犯罪を抑制することができないか」と考え、今回の申請を思い立った。
夜道を2時間程度
「ベストを着て楽しく歩くだけでも、近くにいる犯罪者が警戒する。危険な場所は刻一刻と変わるので、ルートを変えながらやっていきたいですね」と青木さん。防犯パトロールは週に一度、自宅がある東海岸南周辺を歩くという。時間は午後8時から2時間程度を予定している。メンバーは青木さんを含め4人。「犯罪は日々巧妙になり、凶悪な事件が増えている。茅ヶ崎が『あぶない街』だと思われたくないし、少しでも少なくなればいいですね」と話していた。
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