チームから頼られる投手に 横浜DeNAベイスターズ古村徹さん(18)
昨年、ドラフト8位指名で横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)に入団した古村徹投手(茅ヶ崎西浜高校)。背番号は「64」に決まり、いよいよプロ野球人生の幕が開ける。「楽しみですね。とにかく早く野球がしたい。でもまずは焦らずにじっくり鍛えます」と高ぶる気持ちを抑える。
昨年12月に行われた球団施設訪問の際に、初めて同期入団の選手と顔を合わせ、本拠地・横浜スタジアムや選手寮などを回った。「同期は皆、甲子園の土を踏んでいる選手ばかりですが、同じ野球人として自然に打ち解けられました。横浜スタジアムは高2の夏に登板しましたが、暑いイメージが強いです」と笑う。
現在は、1月9日からベイスターズ球場(横須賀市)でスタートとする新人合同自主トレに向け、球団から与えられた練習メニューを中心に汗を流す。「入寮の日が近づくにつれ、実感が沸いてきます。朝から晩まで野球漬けの生活は臨むところです」と意気込む。
新生DeNAベイスターズが掲げる「5年以内に優勝」という目標を念頭に置き、将来は優勝メンバーに名を連ねることが個人の目標。「1年でも長くベイスターズでプレーしたい。ピンチの時には『古村』と言ってもらえるようなピッチャーになりたいです」と闘志を燃やす。
「浜辺を走っている時に『古村、頑張れよ』って声をかけてもらえることもありました。お世話になった(顧問の)渡辺先生や応援してくれた友人がいたからこそ今の自分があります。プロ選手として多くの人に夢を与え、被災地の人を元気付けられるようなプレーをしていけるように頑張ります」
高校3年間を過ごした思い出の場所から飛躍する時がやってきた。
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